スペシャリストとゼネラリスト:オンライン秘書に必要な視点とは?

スペシャリストとゼネラリスト —— オンライン秘書に必要な視点とは?
スペシャリストとは?
特定分野を専門にする人。特殊技能をもつ人。専門家。
出典:デジタル大辞泉(小学館)
スペシャリストは「深く狭く」専門性を磨き、特定分野で高いスキルを発揮する人のこと。
例えば、デザイナー、エンジニア、会計の専門家などがこれにあたります。
深い専門性が必要な場面では、スペシャリストの存在は頼もしい味方になります。
ゼネラリストとは?
いろいろな分野の知識や能力をもっている人。
出典:デジタル大辞泉(小学館)
ゼネラリストは「広く浅く」、さまざまな仕事を横断的に理解し、全体を見ながら動ける人のこと。
俯瞰力や調整力が求められ、チームの中で“つなぐ役割”を果たすことが多いタイプです。

オンライン秘書は「ゼネラリスト型アシスタント」
オンライン秘書のお仕事は、まさにゼネラリストの要素が求められます。
講座運営、事務局、システム管理、データ整理、スケジュール調整など、クライアントさんが活動しやすいように、幅広くサポートしていく役割だからです。
もちろん、得意不得意があるのは当たり前。
全部を完璧にこなす必要はありません。
でも、広い視野で状況を理解し、必要なところに手を添える姿勢が、オンライン秘書としての大きな力になります。
相談することで、新しい解決策が生まれることも
クライアントさんの相談内容は本当に多岐にわたります。
その中で「これ、誰に聞けばいいんだろう?」と悩むことも多いもの。
だからこそ、まずは気軽に相談してもらうことが大切。
第三者の視点が入ることで、ふと新しい解決策や方向性が見えてくることもよくあります。
オンライン秘書は、依頼された作業をするだけではなく、
クライアントさんの「次の一歩」を一緒に見つける存在 でもあるのです。
まとめ:ゼネラリストの視点が、オンライン秘書の価値をつくる
スペシャリストのような深い専門性も素晴らしいものですが、
オンライン秘書においては “広い視野とやわらかな対応力” が大きな強みになります。
クライアントさんの負担を減らし、心の余白をつくり、
本来の活動に集中できる環境を整える——
それがオンライン秘書に求められる大切な役割です。
このブログを書いている人
笠原綾子|オンラインビジネスアシスタント
誠実さと“人と向き合う姿勢”を大切に、講座運営サポート・事務局代行・プロモーション・UTAGE構築など、起業家さんの活動を支えています。
レストランやホテルで培ったホスピタリティ、激務で身についた段取り力。そのすべてが今のオンライン秘書の仕事の土台になっています。
アドラー心理学を学びながら、“心と仕事が軽くなる働き方”を発信中。


