“できてない”より“できた”を見る|アドラー心理学の「勇気づけ」で人間関係が楽になる理由

“できてない”より“できた”を見る —— アドラー心理学の「勇気づけ」で心が軽くなる

「ここが足りない」「もっとできるはず」
誰かの行動や仕事を見て、そう感じることはありませんか?

でも、その視点ばかりが続くと、相手も自分もどんどん元気をなくしていきます。

アドラー心理学が大切にする“勇気づけ”とは?

アドラー心理学では、他者との関わりにおいて「勇気づけ」がとても大切だと考えます。
勇気づけとは、相手の欠点を責めたり、足りない点を指摘したりすることではありません。

そうではなく、「できている部分」「努力している部分」に光を当てる関わり方のこと。
人は、自分の“価値”を感じられたとき、自然と前に進む力が湧いてきます。

欠点ではなく、可能性を見る視点に切り替える

できていない部分ばかりを見てしまうと、人は「自分はダメだ」と感じやすくなります。
これは相手に対しても、自分に対しても同じです。

だからこそ意識したいのは、“できていること”をちゃんと見ること。
本当に小さなことでもかまいません。
「気づいてくれてる」と思えるだけで、人は前に進む力を取り戻していきます。

身近な人間関係ほど、勇気づけが効果を発揮する

勇気づけは、部下や同僚だけでなく、家族、友人、そして自分自身にも使える考え方です。

たとえば、家族のちょっとした行動に「ありがとう」を伝える。
同僚の頑張りを「見てるよ」と声にする。
あるいは、自分の小さな努力を「今日もよくやった」と認めてあげる。

こうした小さな勇気づけが積み重なると、人との関係は自然と柔らかく、あたたかく育っていきます。

まとめ:“できたこと”を見ると、心が前に向く

欠点や足りない部分に目が向きやすい現代だからこそ、
ひとつでも「できたこと」を拾い上げることが、大きな勇気になります。

相手に対しても、自分に対しても。
どんな小さなことでも「いいね」と伝えてみる習慣を、ぜひ日常に取り入れてみてくださいね。


このブログを書いている人

笠原綾子|オンラインビジネスアシスタント
誠実さと“人と向き合う姿勢”を大切に、講座運営サポート・事務局代行・プロモーション・UTAGE構築など、起業家さんの活動を支えています。

レストランやホテルで培ったホスピタリティ、激務で身についた段取り力。
そのすべてが今のオンライン秘書の仕事の土台になっています。

アドラー心理学を学びながら、“心と仕事が軽くなる働き方”を発信中。

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